横浜 fc ユニフォーム 2019

オリジナルのものでは、アントラーズはマーク屋に依頼をして、アントラーズの書体を参考にして、ジェフは胸のマークを元に作りました。楢原:各クラブのスポンサーやロゴを参考にして、それに近いフォントを探しました。楢原:鹿島は、鹿島灘の海、エンジでブルーの波をイメージしました。楢原:当時、ヴェルディ川崎の代表を務めていた小川さんは、読売新聞で美術の記者をされていたので、美術的にも長けたものを作りたいと思っていました。

パンツは本来裏地だった面をJリーグでは表で使っていました。 ーユニフォーム自体の生地も、今とは違いますよね。 でも、今はそれが当たり前になりましたね。 でも、ファッションデザイナーの安部兼章さんが提案するとすんなりOKが出て、言葉の重みの違いを感じました(苦笑)。前年に視察でヨーロッパ出張へ行った際に、たまたま訪れたオルセー美術館でモネの「落穂拾い」を鑑賞したのですが、遠くから見たら緑でも、近くで見ると濃淡のある油絵のタッチで、絵を見る距離で同じ絵でも印象が違いました。

レッズは、赤の濃淡でダイヤモンド柄を表現、ヴェルディは当時ゴッホが没100年で展覧会があり、そこで見た油絵の筆のかすれを参考にしました。 ユニフォームの取り扱いは一般的だが、その他の商品で差異を表しているように感じる。 そこからインスピレーションを得て、スタジアムで選手を見た時に、距離感による視覚的差異を表現できればと思って提案しました。 それ正常な感覚です!清水のユニフォームにプリントされた地球儀の柄は、原寸大に落とし込むのが大変でしたね。

また、ナイキは02年に鹿島アントラーズ、04年に浦和レッズ、11年にサンフレッチェ広島と契約クラブを徐々に増やし、勢力を拡大した。 ただ、最初は10クラブのうち7クラブ(鹿島アントラーズ、ジェフ市原、横浜マリノス、横浜フリューゲルス、清水エスパルス、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島)がブルーを希望していて、どうすれば各クラブが納得のいく形で別々の色にできるか研究しましたね。清水は静岡のみかんからイメージしたオレンジを提案したのですが、なかなか首を縦に振ってくれませんでした。

ただ、当時マリノスでプレーしていた井原正巳さん(現・柏レイソルヘッドコーチ)が、汗をしっかり吸う吸水性のある綿を使ってほしいとおっしゃったので、綿100%のインナーシャツも提案しました。柏、鳥栖、神戸、湘南、長崎がこれに該当。他にも、ジェフは千葉の県花が菜の花だからイエロー、フリューゲルスは空の雲をイメージした白、広島は高貴な色であるバイオレット、名古屋とガンバは親会社のトヨタ、松下電工の企業カラーです。

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